娘は小学一年生から大手学習塾の個別授業に通っていました。
自分で通いたいと言い始めたのですが、
人見知りで特に男性講師だと泣きだしてしまうことがありました。
そこで、事情を話し始めは若い女性講師に教わっていたのですが、
時間の都合などにより途中から男性講師に変わりました。
本人もだいぶ慣れてきた様子で楽しく学んでいたのですが、
やはり時々涙が溢れてしまうことがあったようです。
その時先生は、なぜ泣きだしたのかわからず初めはとても焦ってしまわれていました。
あらかじめ事情を伝えておいても、なぜこのタイミングで?と驚かれてしまうようでした。
終了時間に塾へ迎えに行くと先生は大変恐縮した様子で、
「今日の授業中に急に涙が出てしまったのですが。
僕が恐かったのか聞いたのですが、違うとのことで。申し訳ありません。」
と伝えられました。こちらも恐縮して、そうではないことを説明したのですが、
先生の焦りがひしひしと伝わってきて申し訳なく感じていました。
娘の涙の原因は、初めはわからない問題があるとどうしたら良いのか一人で悩んでしまうからでした。
その後少し成長して自分から質問が出来るようになりましたが、
今度は出来ないことの悔しさで涙が溢れるという状態になりました。
塾の先生も娘を理解してくれていたので、「今日は問題が難しかったので、
ちょっと涙が出てしまいましたが頑張りました。」と報告をしてくれました。
とても温厚な先生で、温かくご指導いただき感謝していたのですが、
送り迎え等の都合で数年前に他の塾へ移ることになりました。
娘も成長して、もう泣いてしまうことはないだろうと思い、
先生には特にそのような話はお伝えしていませんでした。
しかし数ヶ月後、苦手な科目で自分だけが出来ずに悔しくて涙が出てしまうことがありました。
それまでは個別授業だったため集団授業に慣れておらず、ついていけなかったというのもあったようです。
迎えの時に年配の男性の先生がやはりとても焦った様子で、
「授業中に一人で涙を流していたのでビックリしたのですが。僕が恐かったのかなと思い、
聞いたら違うと言っていたので僕のせいではないみたいなのですが。」と伝えられました。
こちらも「申し訳ありません」と、問題が解けなくて
悔しかったためであることを話すと、大変驚かれていました。
自分のせいではなかったことの安堵感が感じられ、申し訳ない気持ちになりました。
これまで塾では何人かの先生に、ご心配とご迷惑をおかけしてしまいましたが、
温かく見守っていただいた先生方には感謝しています。
他に最近感謝したことといえば、春日部で泊まったホテルでしょうか。
今までホテルというと、高い割には大したことないなというイメージだったのですが、
春日部のこのラブホは違いました。
快適に宿泊するための設備がバッチリ揃っているラブホなんです。